キッチン選びのポイント
ウォールユニット(キッチン上収納)
すぐに手の届くフロアユニットと違い、ウォールユニットは保管庫としての意味合いの強い収納部分です。
従来のウォールユニットにおける「手が届きづらい」「奥まで活用しきれない」といった不満点は最新のキッチンでは改善され、目線の高さまで棚が降りてくる“ダウンウォール”が普及してきました。
中にはウォールユニットを水切り・乾燥機として利用できるシステムキッチンもあります。
調味料を収納する棚や調理物を仮置きできる棚など、ウォールユニットの下部で調理の作業効率アップに一役買っている設備もあります。
多くのシステムキッチンで標準装備されているのは、開き戸タイプのもの。扉にも、中身の見えないもの・中身の見えるガラス扉があります。また、高さは身長に合わせて選びましょう。
ここでは、オプションとして選べる便利なダウンウォールや関連設備を紹介します。
ダウンウォール
ハンドルやボタンを使い、手動で昇降のできるダウンウォール。目線の高さまで降ろせるため、利用の幅が広がります。活用方法はあなた次第。
ボタンを押すと電動昇降するダウンウォールはこちら
ウォールユニット周辺オプション
各社のシステムキッチンで取り入れられている、ウォールユニット下に生まれた第二の作業スペースを紹介します。
LIXIL:クイックポケット・クイックパレット
必要な時にサッと降ろして使える収納設備「クイックポケット」と、仮置き棚の「クイックパレット」。仮置き棚は、水切り棚としても利用可能です。
パナソニック:コンビネーションパレット
収納スペースの上段と仮置きスペースの下段のコンビネーションで、調理作業がよりスムーズに。
タカラスタンダード:アイラック
吊戸棚の下にたっぷりの収納スペース。アイレベルなので中身が見やすく、取りたいものがすぐに取り出せます。水切りタイプもあり。