今回テーマは「リフォームローン」についてです。
聞きなれないローンですが、住宅ローンや、オートローン(自動車購入)と同じくリフォーム費用を分割でお支払頂く金融商品です。
キッチンが古くて使いにくいと思っても今まとまったお金を使えない諸事情がある。
そんな時にリフォームローンを活用する方が増えております。
ローンを利用するメリットはまとまったお金を最初に借りて月々少しずつ返済していくので、
家計支出の平均化につながり、長期的かつ計画的な家計支出に役立ちます。
デメリットは金利があるので、実際にかかる費用より余分でお金を払うことになることです。
以下はその一例です。
■システムキッチン リフォーム費用120万円
金利:3.25%
支払回数:120回(10年)
ボーナス支払い:無し
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第1回目支払額:14,820円
第2回目以降支払額:11,700円
分割支払金合計:1,407,120円 (分割払手数料207,120円)
120万円のリフォーム工事で月々約1万円のお支払になります。
もちろん支払回数や金利によっても分割払手数料は変わってきます。
一般的にシステムキッチンは15年程度で取替えることが多く、新しいキッチンを利用しながら返済していくことになります。
分割払手数料の207,120円も10年間で割ると、一日57円貯めていけば手数料分になります。
(玉ねぎ1個分ぐらいですね)
私自身正直ローンには抵抗があり、もし組むのであれば家を買うときか車を買う時ぐらいと決めています。
ですが今住んでいる家でお困りのことがあり
「どうしてもリフォームしたい」や「しなければならない」時に
リフォームローンという選択肢もあるということを知って頂けたでしょうか?
いざという時の選択肢として頭の片隅に入れておくと良いですね。