業者選びのポイント

相談時に業者を見極めるポイント

会社規模ではなく、担当者個人で判断する

リフォームは大きな買い物です。
失敗をしたくないという想いから
「会社の規模が大きな所ならとりあえず安心だ。」
などと考えてしまいがちですが、実はここで最も重要なのは会社規模でなく担当者とのやりとりなのです。
会社の規模ももちろん検討材料として大切なものですが、リフォームに関してやり取りをしていく上で重要なのは以下のポイントです。

こちらの話をよく聞いてくれ、それを反映したリフォームプランを提案してくれる。
工事内容についての説明を、こちらが納得いくまで分かりやすくしてくれる。

ある程度のリフォームや建築に関する知識があることや、人柄が好印象であることなどはもちろんです。そこから更に
「熱心にアドバイスしてくれるな」
「豊富な知識から臨機応変な対応をしてくれそうだな」
など、担当者と会話をした際にこちらがどんなリフォームをしたいかのイメージがしっかりと伝わり理解してくれるかどうかが、業者選びにおいて重要なポイントとなります。

こちらの要望を聞かず、商品を押し付けてくる業者には気をつける

下見に来てもらったけれど、どんな風に相談すれば良いのか。どんな話をしてくれる人を信頼したら良いのか……。
迷ったときは、リフォームの基本を確認しましょう。
リフォームの基本とは、依頼主である私たちが設備(今回はキッチン)に対して

より使い勝手を良くしたい箇所(グレードアップ)
故障やトラブルなどにより、使用が困難となった箇所(修繕)

があった際に、業者がこれらの「問題点」を解消するという考え方です。
この問題点の解決方法を業者と2人3脚で考え、共にカタチにしていくのがリフォームの基本。つまり、まずはこの2点を伝えることが重要なのです。

こちらが問題点を伝えようとしているのに、オススメの商品をすすめるばかりで、こちら側の要望を聞こうとしない業者には注意しましょう。
業者側は一見同じような依頼を何件も受けますが、お客である私たちのキッチン事情は1件1件がまったく別物。
家族構成・生活スタイル・キッチンをメインで使用する人……
様々な点において違いがあります。

ですから、こちらの生活スタイル・要望・現状における不満等によって

リフォームによって変えた方が良い(変えなければならない)点
変えない方が良い点

を業者がきちんと理解しているかが重要です。

また、逆にこちらの注文を聞くだけで提案が一切ない業者にも注意しましょう。
キッチンの取替えをする場合、周囲の壁紙や床材もヨゴレやキズなど消耗具合によって一新を提案することがあります。これらもあわせてリフォームをすることで、雰囲気はもちろんのこと満足度もまったく違ってくるため、設備そのものだけでなく設備周辺をどうするかも重要なポイントなのです。

このように、相談時のポイントをまとめると

依頼主の話す「問題点」に対する提案をしっかり取り入れてくれる業者。
プロの視点で、キッチンを取り替える場合のアドバイスを分かり易く伝えてくれる業者。

が信頼できるのではないかと思います。