高機能設備で快適な暮らしを

IHクッキングヒーター、温度センサー、食器洗い乾燥機など、さまざまな機能を持った設備がキッチンの一部として登場し、活躍しています。
これらの機器は、調理の手間を減らす、料理の幅を広げる、家事を肩代わりしてくれる、キッチンをより安全にしてくれる等、私たちの生活を豊かにしてくれています。

キッチン空間をグレードアップする設備には、下記のようなものがあります。

暮らしを便利にする設備

安心・安全な調理のための設備

プラスアルファの設備

今はまだこれらの設備に馴染みが無いかもしれませんが、新しいキッチンとの付き合いを長い目で見るならば、未来の暮らしをより快適にするため導入を検討してみるのも良いでしょう。

なお、これらの導入を検討する際は、ご家族とも相談しながら、現在・未来のライフスタイルをさまざまな視点から考慮して決めると良いでしょう。

食器洗い乾燥機

徐々に一般家庭にも普及している食器洗い乾燥機。手洗いと比べた場合、手間が省けるだけでなく以下のようなメリットがあります。

高圧水流で洗浄するため、汚れを効果的に落とせる

高温のお湯（摂氏70℃～85℃程度）で洗浄するため、殺菌効果が高い

特に高温殺菌ができるという点で、幼児がいる家庭で哺乳びんを洗う際に人気が高いようです。

ビルトインタイプ

2014年現在、食洗機において主流のタイプがこちら。システムキッチン購入時、それぞれのキッチンに対応したものをオプションとして選択し購入することができます。

ミーレ G 4570 SCVi

リンナイ　RKW-402LP-ST

卓上タイプ

2014年現在、この卓上タイプの生産を続けているメーカーはPanasonicのみ。

Panasonic NP-TR7

Panasonic NP-TM7

コンロ・レンジフード連動機能

コンロを点火すると、自動的にレンジフードがON。消化すると3分後にOFFとなり、換気が停止するといった連動機能のついているコンロ/レンジフードがあります。（※）
換気のオン・オフし忘れを防いで、キレイな空間を保ちます。
※コンロ・レンジフードが互いに連動している製品でない場合、この機能は作動しません。

対応コンロ

リンナイ：S-blink ADVANCE など

パロマ：DRESY

対応レンジフード

ハーマン：FG6S08MSI[L/R]　など

パナソニック：FY-60DED1-S　など

オーブン・オーブンレンジ

オーブンやレンジを使いこなし、調理時間を短縮している方も多いのではないでしょうか。
オーブン・オーブンレンジには、システムキッチンの一部として使用できるビルトインタイプと卓上タイプの2種類があります。さらに、加熱方法についてもガスタイプ・電気タイプ・ガスと電気の両方使用するコンビネーションタイプがあります。
ここではビルトインタイプ・卓上タイプの2種に分け、オーブンレンジを紹介します。

ビルトインタイプ

メリット

ガスオーブンの場合、こちらのタイプが主流のため様々なメーカーから選択可能（2014年現在）。

置き場所を準備する必要がなく、キッチンをすっきりと使える。

大型・大火力の商品があり、調理時間の短縮に繋がる。また、オーブンならではの料理が楽しめる。

デメリット

購入・買い替え時の費用が、卓上タイプと比べて高額。

システムキッチンの一部となるため、本来の収納が減る。

設置場所によっては、位置が低いため食材の出し入れの際かがむ必要がある。

商品

ガスタイプ

ハーマン DR514E

リンナイ RSR-30HO（47-9911）

電気タイプ

日立 MRO-SK201

卓上タイプ

メリット

電気オーブンの場合、こちらのタイプが主流のため様々なメーカーから選択可能（2014年現在）。

商品数が多く、予算にあわせて様々な商品から選べる。

故障時なども安価なため、買い換えやすい。

デメリット

置き場所を準備する必要がある。

置き場所に関する検討事項が多い。配線/配管の関係や、過熱時に本体が持つ熱の関係、また本体に重量感があるため地震対策など。

ガスタイプを使用した事がある場合、比較して火力が弱いと感じる可能性がある。

商品

電気タイプ

Panasonic ビストロ

シャープ ヘルシオ

ガスタイプ

リンナイ RMC-S12E（47-9539）